OBS(Open Broadcaster Software)は、ビデオ録画とライブストリーミング用の無料のオープンソースソフトウェアです。SRT設定を行ったPivo Liveを使用して、OBSにストリーミングできます。やり方については、次の手順を確認してください。
はじめに - OBS Studioの設定
- コンピュータにOBS Studioをインストールします。
- コンピュータ/ノートパソコンとスマートフォンが同じネットワーク/WiFiに接続されていることを確認します。
- コンピュータ/ノートパソコンのIPアドレスを取得します。
- OBS Studioを開き、新しい入力ソースを定義します。新しい入力ソースの作成方法については、このリンクを参照してください。
- ストリームURL:これは、コンピュータのIPアドレス、未使用のポート、SRTモードのビルド情報です(srt://IPADDRESSCOMPTUER:PORT?mode=listener)。
- 必要に応じて、その他の設定を調整します - 未使用のポート(例:49992)が、netstatを使用して開かれているかどうかを確認してください。詳細については、こらちのビデオを参照してください。
- macOS →ターミナル
- Windows →コマンドラインツール
注意:OBS Studioの設定方法の詳細については、こちらのリンクを参照してください。
SRTチャンネルの追加
OBS Studioの設定が完了したら、以下の手順に従って、Pivo LiveアプリにSRTチャンネルを追加します。
- スマートフォンでPivo Liveアプリを開きます。
- [追加]ボタンをクリックして、設定画面を開きます。
- [チャンネルの追加]画面で、[SRT]タブを選択します。
- [SRT]タブで、必須情報を入力します。
- ストリーム名:チャンネルの識別に使用する名前(例:OBS x Pivo Live)
- ストリームURL:これは、OBS Studioソースから取得したストリームURLです。
- ストリームキー:空白のままにします。 - 必要に応じて、[詳細]をクリックして設定を追加します。
- SRT送信者モード: Pivo Liveでは、デフォルトで[発信者]に設定されています。SRTストリームを受信するチャンネルプラットフォームは[リスナー]に設定する必要があります。
- 待機時間(ミリ秒): これは、データが最終的な宛先に到達するまでの遅延時間です。Pivo Liveでは、デフォルトで120 msに設定されています。この遅延時間により、送信中にパケットが失われた場合に回復するための追加の時間がパケットに付与されます。
- パスフレーズ: 暗号化を使用する場合は、10文字以上のパスワードが必要です。
- PBkeylen: 暗号化を使用する場合のキーの長さ。デフォルトは16ですが、16、24、32に設定できます。
- 最大帯域幅(バイト/秒):ストリームで使用できる最大出力帯域幅。この値は、ストリーム帯域幅の少なくとも2倍に設定することをお勧めします。 - 画面の右上隅にある歯車アイコンをクリックして、特定のチャンネルのライブストリーム設定を調整します。ライブストリーム設定の調整方法の詳細については、こちらをクリックしてください。
- 完了したら、画面下部の[追加]ボタンをクリックして、チャンネルを保存し、ホーム画面に戻ります。
OBS Studioの推奨ライブストリーム設定
ビデオオプション:
- 解像度:1080p(1920 x 1080)
- フレーム/秒:30 fps
- ビットレート範囲:3,000~6,000 Kbps
- キーフレーム:2秒
- ビデオコーデック:H.264、レベル4.1
オーディオオプション:
- サンプルレート:44.1 kHz
- チャンネルレイアウト:ステレオ
- ビットレート:128Kbps
Pivo Podに接続する
Pivo LiveアプリにYouTubeチャンネルを追加したら、[キャプチャ]ボタンをクリックして、Pivo Podにアプリを接続します。Pivo LiveアプリをPodに接続するには、こちらのリンクの手順に従います。
OBS Studioでライブ配信する
アプリをPivo Podに接続すると、Pivo Liveのキャプチャ画面が表示されます。キャプチャ画面では、前面カメラと後面カメラを切り替えたり、優先するTracking(追尾)モードと追尾プリセットを選択したりできます。
優先するTracking(追尾)モードと追尾プリセットの選択方法については、以下のリンクをご覧ください。
[Tracking(追尾)]モード:自動追尾:Face Tracking(顔認識)とBody Tracking(体認識)
追尾プリセット:追尾プリセットと設定
優先するTracking(追尾)モードと追尾プリセットを選択すると、YouTube配信できます。[シャッター]ボタンをタップすると、事前に追加されたチャンネルのリストが表示されます。OBS Studioに設定したSRTチャンネルを選択し、[ライブの開始]をタップして、ストリーミングを開始します。一度に配信できるのは1つのチャンネルのみです。
[ライブの開始]をクリックすると、キャプチャ画面に戻ってPivoが撮影を開始します。
ライブセッションを終了するには、[停止]ボタンをクリックします。[停止]ボタンをクリックすると、確認を求めるポップアップ画面が表示されます。ライブセッションを終了するには[終了]をタップします。撮影を続けるには[キャンセル]をタップします。
注:ライブセッション中にスマートフォンの向きを変更することはできないため、ライブ配信する前に、電話の向きを好みの向き(縦向き/横向き)に設定しておいてください。